ともかさんのご主人の【部署】はどちら?
これは、私がお友達の家で開かれた親睦会で、実際に駐在奥様から言われた言葉です。
え???部署?
ですよね。
会社を聞かれることはたくさんありましたが、会社をすっ飛ばして部署を聞かれるとは。
種明かしをすると、誘ってもらって参加したお茶会のほとんどのメンバーが同じ会社の方たちだったからです。
ごめんなさい、うちは〇〇社じゃないんですよ。
じゃあ、ウチの子会社?
は???
いいえ、子会社でもなければ関連会社でもありませんよー
と言ったら、あからさまに携帯を見はじめ、それから会が終わるまで一言も話をしてくれませんでした。
これはかなり強烈な、極端な例ですが…
あーーーーーー駐妻メンドクセ…
って思ったことありませんか?
私はいっぱいあります(笑)
ちょっと聞いてください、私の話を。
アメリカで、ものすごくめんどくさくて辛かったこと
中国駐在はそれほど印象に残るようなめんどくさいトラブルもなく過ごせたんですが、次のアメリカが…
本当に今思うと「よく頑張った…」としか言葉が出ないくらい、めんどくさいことがいっぱいありました。
正直、駐在は2か所目だし、英語は喋れないけど、中国でも何とかなったし、アメリカ駐在はとっても楽しみだったんですが、
実は、赴任する前にミクシーで知り合った方を通して、いろんな情報を仕入れていたし、渡米したら会う約束もしていたし、
全然怖いものなし!って思っていました。
で、その方に開いてもらった親睦会での出来事が
「ともかさんのご主人の部署はどちら?」
うわぁ…もうめんどくさい。
すっごく共感できる面白いツイートがあったので、ちょっとご紹介すると。
新しく駐在妻が来たときに聞かれる3つの質問。
— Yoshi Koike @UK→オランダ移住 (@yoshi_kotch) December 17, 2018
・駐在は何回目?
・英語はできる?
・運転はできる?
期待される答えは
・初めて
・できない
・できない
その答えで、その後の人間関係が決まるという。
なんやそのめっちゃ面倒くさい感じ。
こんな人たちほんとにいるの?https://t.co/Z58Y6nl1LX
これって、私も記事を紹介してもらっている「海外赴任ガイド」に載ってた情報のツイートなんですが、首がもげるほど同意しました(笑)
ただこれ、一昔前っていうか…なんか駐在歴長いお局奥さまがいる場合。
今はあまりこんなことないと思います…多分…
次にご紹介する、私と娘がご近所ママにいじめられた経緯っていうのがまさに、「駐在何回目?何年目?」で引っかかったんだろうな~って思うから。
いやホント、自称駐在歴長い奥さまほどめんどくさいものはないよ。
ご近所日本人家族からの子供へのいじめ
うちの子たちが通う現地校には、日本人が5~6家族。
その中の唯一の女の子のAご家庭から、びっくりするくらいひどいいじめを受けました。
一番最初に始まったのは、子どもへのいじめだったんですよね。
いじめが始まったのは、学校に行き始めて1週間もたたないうちに、です。
最初、A子(仮名)とうちの子は、小学生女子特有のべったり仲良し、どこでもいつでも一緒がいい!というくらい熱烈歓迎だったので安心していたのですが、それは表面上の姿でした。
陰ではアメリカ人のクラスメイトに「英語で悪口」を吹き込んでいました。
あの子は本当にウソつきでひどい子だから遊ばないようにして!
と、うちの子がわからない英語で、クラスの子たちに言いふらしていたんですよね。
いじめていた子の弟A太(仮名)と、ウチの下の子も同じ学年だったので、こちらもいろいろとやられました。
カバンをゴミ箱に捨てられたり、足を引っかけて転ばされたり。
ただ、下の子は上の子がやられていたような陰湿ないじめではなく、目に見えるほどストレートなやり方だったので、他のアメリカ人クラスメートが助けてくれたり、担任の先生に言ってくれたりして、それほど大きないじめにつながることはありませんでした。
- 今まで女子一人で周りからちやほやされていたのに、新しい女子が入ってきて面白くなかった
- 後から来たのに自分のことだけを慕ってくれなかった
- 自分以外に友達を作ろうとした
- 〇社の人間じゃないから(そこのおうちは有名企業にお勤め)自分の家より下のはずなのに言うことを聞かないから
- お姉ちゃんが悪口言ってるから懲らしめてやろうと思った(弟小2)
その子の親からの私に対する嫌がらせ
そもそも、最初に会った時から、ちょっとだけ違和感を感じていたんですよね。
前述した通り、子どもが通う学校は日本人が5~6家族。
ウチの上の子は久しぶりにここの地域に来た女の子っていうことで、ご近所お茶会を開いてくれました。
いろいろわからないことがあったら聞いてくださいね。
って言われて、本当にうれしかったです。
が、
なにか質問をするたびに、
あー〇〇ってわかりにくいよねー(周りの人とクスクス)
それって私も最初わからなかったわー(周りの人とクスクス)
と、周りの日本人とクスクス笑いながらなんとなくはぐらかされて、実は何一つ教えてもらえませんでした。
さらに、その時は全く知らなかったんですが、別の地域の日本人に「Tomoka一家って本当に性格悪くて、あんなことやこんなことをされた。本当にひどい家族」と悪口を吹聴して回っていたそうです。
なんで知ったかというと、
かなり時間が経ってから(多分2年後とか)他のお友達に
「実は最初の頃、〇〇さんがTomokaさんのことすごく悪く言ってたから…嫌な人だと思ってた。」って教えてくれたから(苦笑)
まあ、いろんな人に私たち家族の悪口をあることないこと、ほぼないことを創作して言いふらしていたそうです。
このいじめは、帰国するまで6年も続きました。
実は、我が家だけではなく他の子もいろいろ巻き込んで、補習校や現地校の先生ともいろいろ話し合い、最終的には「これ以上やったら訴える」っていうところまで。
この6年間で、私はパニック障害を経験し、子どもは一時不登校に。
この短い章にまとめるのが大変だったくらい、いろんなことをされて、いろんな人を巻き込んで、そしてA一家は孤立していきました。
なかなかこんなめんどくさい経験した人って…いないでしょ?
それ以外のめんどくさい人間関係って?
私のご近所家族のようなかなり激しい人はいないかもしれないけど、私や駐妻仲間が出会っためんどくさい人を紹介します。
少数だけどいちばん最悪
前述した「ともかさんのご主人どこにお勤め?」「ウチの下請け?」とか聞いてくる人。
ウチの主人は〇〇社とか〇〇大学なんだけどとか、あと、うちはアメリカもうすぐ10年とか長さで勝負してくる(笑)
何かにつけて優劣をつけようと挑んでくるのもめんどくさいけど、そういう人って自分が「負けた」と感じたら途端に攻撃してきたり人脈をフル活用して悪口を言いふらしたりするからたちが悪い…
わたしのご近所奥さまがこれでしたよ。
私の何に負けたと思ったのか…スライドだったからか…
日本じゃなかなか見れないよね。
でも駐妻界隈だと本当にたまーーーにいるんです。
何か理由をつけて毎日でもうちにきたがるのに自分の家には「家が散らかってるから…」とか言って絶対呼んでくれない人
毎日LINEを送ってくる⇒すぐ返さないと嫌われたと落ち込み、悟ってLINEを送ってくる人
他の人と出かけると素早く察知して「どうして私を仲間外れにするの?」と被害者ぶる人
など。
マウントよりある意味めんどくさい…
何かの集まりではじめてお会いした方に、「今後ともどうぞよろしくお願いします!仲良くしてくださいね~」的なことを言ったら、おたくの子2年生でしょ?うちの子は3年生だから…って付き合いを断られたっていうママ友がいます。
自分が仲良しにしているグループに新しい人をかたくなに入れたくない人とか、自分の友達自慢(〇〇さんとは仲良くしてるのよ~)をいつもしてくる人とか。
だいたい、自慢のお友達は有名会社のちょっと偉い人とか駐妻歴長いお局とか。
あ、そうですか…としか言えないよね
ねえねえ、(お局)さんがtomokaさんのこと××って言ってたよ~。
(お局)さんってさ、本当にひどいよね!××さんの悪口も言ってたのよ!
いちいちあることないこと、他の人が悪口言ってたとか、あんなひどいことしてたとか、言いつけに来る人。
でも、(お局)さんにも同じこと言ってるんですよね~
ほんとめんどくさいわ…
やってることって日本での「めんどくさいママ友との付き合い」ともかぶります。
ただでさえめんどくさいママ友という名の人間関係に、プラス「私は駐在妻」っていう自負というかなんというかが加味されて暴走するのが、めんどくさい駐妻の実態です。
ブログには書けない話って書いてあるのに、乗っけちゃった(笑)
駐在妻ってめんどくさいよね:まとめてみるけど…
人間関係って本当にめんどくさい…
日本にいてもめんどくさいけど、海外だとなんか拗らせてる人がいるからさらにめんどくさい。
でも実は、めんどくさい人ってほんの一部です。
大体は、普通の人だし、何なら海外駐在の大変さをわかっているから、やさしい人のほうが多い。
だから、変な人に当たったら、アンラッキーだと思うとともに華麗にスルーしましょう。
へーそうなんですねーすごいですねー(棒読み)
って言っておけば、たいていは平穏にことは済みます。
なにかが気に障って悪口を言いふらされたとしても、必ずわかってくれる同士がいるし、なんならボッチでも全然大丈夫です。
ただ、子どもに危害が加わりそうなら、戦うのもアリ。
私はかなり戦ったので長引いたけど、子どもは何か嫌なことがあっても親が守ってくれるって安心して生活していけてたと思います。
めんどくさいけど一生続く関係じゃないし、威張ってるお局も帰国したら実は全然…ってことも多いですから(笑)
海外にいるうちから、帰国後の再就職について情報収集しておくのも、めんどくさい人間関係から逃れる一つの手かも。
めんどくさい人ってヒマなんです。
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