小学生の帰国は「この学期から編入できる小学校探し」が最初の関門になります。
もちろん、地域の公立小学校に通う方がいちばん多いのですが、教育方針や学習環境、学校の雰囲気、英語以外も含めたサポート体制などの理由で、私立や国立附属を選ぶご家庭も少なくありません。
この記事では、帰国子女の受け入れ実績やサポート体制に注目して、全国の私立・国立小学校を探す道筋をまとめました。
英語圏・非英語圏・日本人学校出身…どんな背景でも、
“学校がどれだけ帰国生に慣れているか/支えがあるか”がいちばんのポイントです。
※学校の方針・募集要項は毎年更新されます。最終判断は必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。
※本記事は情報収集の出発点です。お子さまの英語力維持に役立つ家庭学習・オンライン英語の具体策も最後に紹介します。
まずは大きく方向だけ決めておくと、この先の情報が読みやすくなります。
① 地元の公立小学校
地域に早くなじみたい、通学や費用の負担を抑えたいときに。英語は家庭と放課後で補強。
② 英語教育に力を入れる私立小学校
ネイティブ教員や帰国生クラスがあり、日常的に英語を“使う場面”が多い。
③ 帰国子女受け入れのある国立附属小学校
学費は抑えつつ、探究型の学びや英語活動が充実している学校も。
迷っているなら、「まずは地元の公立+家庭で英語維持」も十分ありです。
家族の生活リズムとお子さんの性格に合う道から、ゆっくり選んでいきましょう。
海外からの編入スケジュール
帰国時期って思うようにいかないものですよね。
来年帰れると思っていたのに伸びてしまった。
また、逆に急に帰国が決まってしまった。
そんな「イレギュラーな帰国」に備えて、いつ帰っても大丈夫なように、早め早めの準備をしておくのがおすすめです。
海外からだと3か月前はかなりタイト。準備は1年前から。
遅くても6〜9か月前に動き始めると安心です。
- 9〜8か月前:家族の優先順位を決める/編入実施校の有無を下見
- 8〜7か月前:前年の編入要項を確認(学年・時期・書類・選考)/在学証明・成績の入手方法と翻訳要否を整理
- 7〜6か月前:オンライン個別相談を予約(「編入前提」で)
- 6〜5か月前:必要書類を確定し翻訳・公証を依頼/学校ごとの実施月をメモ
- 4〜3か月前:願書下書き・写真/面接・行動観察の軽い練習
- 2〜1か月前:出願・審査日確定/航空券・一時滞在先は変更可で仮手配
- 審査当日:面接・行動観察
- 合否(当日〜数日〜2週間):結果→手続き・住まい・通学準備へ
もし、4月に入学・編入したい なら、 前年の夏休み期間中(8月頃)に具体的な準備を開始するのがベストです。
※学校ごとに実施月は違うので、まず“今年やるか・いつやるか”を確認するのが早道です。
帰国子女を“受け入れ慣れている学校”の見分け方
パンフレットは大事な手がかりですが、日々の運用や空気感までは伝わり切りません。
だから最初の一歩は、学校見学やオンラインの個別相談です。
実際の教室の声、掲示物、先生と子どもの距離感——ここでしか分からない雰囲気があります。
見分けるときの軸は、むずかしくありません。
- ①受け入れの実績があるか(毎年どの学年にも帰国生がいるか、人数感はどのくらいか)
- ②入ってから最初の数週間をどう支えるか(ブリッジ支援や日本語サポートの中身・期間・担当)
この2つが自然に説明される学校は、入学後の想像がつきやすく安心です。
もう一つのサインは、具体的な数字や手順で語られるか。
たとえば「国語は週◯コマ、最初の◯週間は取り出しで」「担当はこの先生、宿題は当面◯割」など。
言葉が具体になるほど、日常の運用が整っている証拠です。
このあとに続くチェックポイントは、見学や相談の場でそのまま確認できる質問の軸をまとめたもの。
全部を満たす必要はありません。
わが家の優先順位と照らし合わせながら、合いそうかどうかを一つずつ確かめていきましょう。
- 受け入れ実績:在籍割合や学年ごとの帰国生の人数が聞ける。学年横断で「毎年いる」学校は安心。
- ブリッジ支援:国語(語彙・漢字)/算数の用語リハビリの枠がある/取り出し(プルアウト)や加配の仕組み。
- 日本語指導:JSL(日本語を学ぶ子向け)の位置づけが明確/週何コマ・どの先生が担当か説明される。
- 評価と進級:到達度の見方・評価の配慮(作文で母語使用OKなど)/宿題の量調整の柔軟さ。
- 生活サポート:学校生活のルールの説明(持ち物・連絡帳・委員会)を“見える化”している。
- 保護者連携:**担任以外の窓口(帰国生コーディネーター等)**がいる/保護者向け案内の多言語化や書式サンプルがある。
帰国子女が通いやすい小学校とは?
一番の決め手は、同じような背景の子が“毎学年”にいるかどうかです。
自分だけが特別扱いにならないこと、同じ経験をした友だちが近くにいること——それだけで、朝の一歩がぐっと軽くなります。
そこに入ってからの支え(ブリッジ支援・日本語指導・生活オリエン)が乗ってくると、子どもは短い期間で日常を取り戻せます。
- 仲間の存在:各学年に帰国生が「だいたい何人いるか」。学年をまたいだつながり(帰国生同士の交流や先輩の面談)があると心強い。
- 学習のブリッジ:国語(語彙・漢字)や算数の取り出し/少人数、期間と回数がはっきりしていること。
- 日本語指導(JSL 等):担当の先生・週コマ・終了の目安が明確。作文の母語可など評価の配慮があると初期負担が下がる。
- 生活オリエン:連絡帳・持ち物・行事の流れを見える化。担任+帰国生コーディネーターの二重の窓口があると安心。
- 保護者連携:保護者向け案内や個別相談がしやすい仕組み。最初の数週間は宿題量や評価を一時的に調整してくれる柔らかさ。
まずは子どもの環境が合うかを見る。そのうえで、実務としての「入り口(出願区分)」を選ぶ——この順番がラクです。
受け入れの入り口は3タイプ
同じ学校でも年度で表記が変わります。
うちの状況に合う“窓口”を選ぶための地図として使ってください。
帰国生枠
在外期間や帰国時期などの条件が合えば、帰国の事情を前提に見てもらえる窓口。
海外での学びや生活の変化も、面接や書類でていねいに確認してくれることが多い。
見るポイント:対象学年/在外年数の条件/必要書類(翻訳・公証)
一般枠+配慮
専用枠はないけれど、評価や面談で事情を汲む運用。
海外校の成績や担任コメントが役立つ。
時期がずれていても相談しやすいのがメリット。
見るポイント:配慮の内容(宿題・評価の調整)/個別相談の可否
学期ごと・随時で編入を実施する学校
ラベルは様々でも、定期的に編入を受けるタイプ。
空席や学年の状況で可否が決まるため、候補を最低3校並行して問い合わせるのが現実的。
見るポイント:実施月(例:7月・12月・2月)/対象学年の上限/空席がない場合の次回見込み
表記は「編入学」「転入学」「帰国生受け入れ」「特別措置」などさまざま。募集要項の文言を必ず読み比べておくと安心です。
見学・個別相談で聞いておきたいこと
一時帰国、もし学校見学に行けるなら「これは外さず聞いておきたい」質問をいくつか挙げておきます。
はじめてのことだと「何を聞いたらいいのかわからない」ので、結局学校の雰囲気だけしか印象に残らなかったりするんですよね。
- 今年度の編入の実施月と対象学年はどこまでですか?
- もし空席が無い場合、次の学期の見込みはありますか?
- 選考は面接・行動観察が中心でしょうか。簡易ペーパーはありますか?
- 入ってからのブリッジ支援(国語・算数・日本語指導)は週何回・何週間ありますか?
- 宿題・テストの配慮や、保護者向けの初期オリエンはありますか?
- 書類の翻訳/公証は必要ですか?原本・コピー・PDFどれで提出しますか?
それ以外にも、毎年だいたい何人くらいの帰国生を受け入れているのか、学年ごとに何人くらいの帰国生がいるのか、国語や算数の少人数クラスやリハビリ枠のようなものはあるのか、など。
気になることはすべてメモを持参で、学校見学に挑みましょう!
私立・国立・インターナショナルの違い(ざっくり比較)
「どれが正解」より、家族の優先順位で選ぶイメージです。
まずは “英語環境/日本の学び/費用・通学” の3点を見比べると迷いにくいです。
| 私立小学校 | 国立附属小学校 | インターナショナルスクール | |
|---|---|---|---|
| 英語環境 | 使う場面が多い ネイティブ常駐・イマージョン教育など | 学校差が大きい 授業中心。 行事での活用は学校次第 | 英語が主 校内コミュニケーションも英語が基本 |
| カリキュラム | 日本の学習指導要領中心+学校独自 | 日本の学習指導要領中心(授業研究が軸) | IB・Cambridge 等の国際カリキュラムが中心 |
| 帰国生の受け入れ | 専用枠や編入枠が多い | 一般枠で配慮のケースが多い | 随時編入に柔軟な学校が多い |
| 募集・編入の柔軟さ | 学校により 通年/学期ごと | 学期区切りや独自フロー(抽選→考査等) | 随時募集や学期ごと。 英語力評価あり |
| 進学の見通し | 国内中学受験に 連動しやすい | 国内中学受験に 連動しやすい | 海外・国内インター系 への進学に強み 国内受験は要戦略 |
| 通学・生活 | 広域通学が多い (電車・バス) | 通学圏の制約が ある場合も | 広域通学前提(スクールバスありの学校も) |
| 学校の雰囲気 | 校風がくっきり (探究・表現・宗教教育など) | 落ち着いた校風+ 発表文化 | 多国籍で多様。 行事・コミュニケーションも国際色 |
| ブリッジ支援 | 英語・国語の補助が 厚い学校あり | 学校差。 教科語彙のフォロー要確認 | EAL/ELLなど英語学習者サポートあり、 日本語は家庭で補強しやすい体制を探す |
最終判断は各校の最新情報を必ずご確認ください。表は「方向づけ」の目安です。


小学校の費用ざっくり相場(年間)
| 区分 | 私立 | 国立附属/公立 | インターナショナル |
|---|---|---|---|
| 年間の目安 授業料ベース | 約150万〜200万円 | 約33万円 (給食・学用品など実費) | 約170万〜330万円 |
| 初期費用 入学金・施設費など | 〜数十万円 | ほぼ不要 | 30万〜150万円超(登録料・施設費等) |
| 備考 | MEXT調査の平均は約182万円(2023年度)。学校ごとに上下あり。 | 授業料は無償(義務教育)。実費負担のみ。 | 学校差が大きい。 例:FIS 約173万、YIS 約306万、ASIJ 約327万。初年度は一時金で合計が大きくなりやすい。 |
- 国立附属/公立は義務教育のため授業料はかかりません(国・自治体設置校)。ただし給食費や教材費などの実費が平均で年約33万円程度かかるのが実態です。文部科学省
- 私立小は学校差があるものの、MEXTの家計調査ベースで年約182万円が平均的な目安。寄付や制服・行事費で上下します。文部科学省
- インターは授業料+一時金の合算で考えるのがコツ。
例として、Fukuoka International School(小:約173万円)、Yokohama International School(小:約306万円)、ASIJ(小:約327万円)。さらに登録料・施設費などの一時金が30万〜150万円超乗ります(ASIJは建物維持費等の一時金が高め)。Fukuoka International School
帰国前に整えておきたい通信・オンライン学習ツール


帰国後の進学先を「私立にするか、公立にするか、国立か」で迷っていても、どの選択肢でも“学力サポート”は絶対に欠かせません。
特に、
- 長期間、日本の学習指導要領から離れていた
- 英語はできても、日本語の文章読解が苦手
- 算数や国語の「日本式の解き方」に戸惑う
こうしたお子さんはとても多く、帰国前から準備できるオンライン学習は、今や必須アイテムになりつつあります。
ここでは、特に迷ったらまずこれ!というおすすめの通信・オンライン教材を紹介します。
日本の勉強に不安があるなら「すらら」で学習の抜けをカバー!
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それが、無学年制オンライン教材の「すらら」です。
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すららコーチは全国にいるので、どこに帰国しても帰国後の学校相談にも乗ってくれます。


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学年にしばられず、「わからない」から始められるから、帰国前の準備にも、帰国後のフォローにもぴったりです。


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英語力の維持や伸長には、「学ぶための英語」=英語で学ぶ力(CLIL的要素)を身につけるのが一番。
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それぞれ無料体験があるので、ぜひ両方とも実際に試して、お子さんに合う方を選んでみてくださいね!
地域別:過去に編入募集のあった小学校の一例


「帰国子女枠で編入できる私立小学校」と聞いても、どんな学校があるのか、どうやって探せばいいのか、なかなかわかりませんよね。
実は、小学校の場合、帰国子女枠での編入を受け入れている学校は限られており、入学時期が決まっていたり、空きがあるときだけというケースも多く、ハードルが高めです。
それでも、英語に力を入れていたり、グローバル教育が魅力の私立小は、帰国子女にとって魅力的な選択肢!
ここでは、英語教育に力を入れ、帰国子女の受け入れ実績がある東京都・関東近郊を中心とした私立小学校を紹介します。
学習支援や英語保持のサポートが整っている学校も多いので、ぜひお子さんに合いそうな学校を探してみてください。
※年度で方針・募集は変わるため、最新の募集要項・学校案内でご確認ください。
首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)
- 立教小学校(東京):帰国生の在籍が毎学年見られ、初期オリエンや生活面のフォローが丁寧。学年をまたいだ情報共有が行き届いている印象。
- 聖心女子学院初等科(東京):受け入れの歴史が長く、国語の立ち上げや学校生活のルール説明がわかりやすい。保護者への案内も親切。
- 東洋英和女学院小学部(東京):ブリッジ支援(取り出し・少人数)が整っており、最初の数週間を無理なく過ごせるよう配慮がある。
- 玉川学園初等部(東京):編入相談の窓口が手厚く、日本語・算数の“ならし期間”を取りやすい。生活面の見守りも並走。
- 成蹊小学校(東京):落ち着いた校風で、宿題や評価の量を入学直後は柔らかく調整。小規模ゆえの目配りが安心。
- 成城学園初等学校(東京):行事や委員会への入り口が用意され、担任+学年で新しい子を見守る体制が伝わる。
- 立教女学院小学校(東京):毎年一定数の帰国生が在籍し、初期オリエンや連絡の仕組みがスムーズ。面談も穏やかな雰囲気。
- 東京都市大学付属小学校(東京):学校ルールや配布物の“見える化”が進んでいて、連絡帳・ポータルの使い方も早めに慣れやすい。
- 森村学園初等部(神奈川):編入受け入れの実績が多く、学習フォローと生活サポートが同時に走る設計。保護者相談もしやすい。
- 桐蔭学園小学校(神奈川):学年団での連携が強く、取り出しや補習の組み込みがしやすい。段階的にクラスに馴染める配慮。
- 湘南白百合学園小学校(神奈川):静かな環境で、初期オリエンと日本語支援がきめ細かい。日々の約束ごとも丁寧に伝えてくれる。
- 横浜英和小学校(神奈川):保護者向けの説明が手厚く、生活リズムの整え方を段階的に支援。行事参加の導線も親切。
- 鎌倉女子大学初等部(神奈川):生活科とつなげたブリッジ支援で、学校の習慣にゆっくり慣れていける。連絡の流れもシンプル。
- 昭和学院小学校(千葉):入学直後の“ならし期間”を取りやすく、少人数でのフォローが手厚い。初めての子にも歩幅を合わせてくれる。
- 千葉日本大学第一小学校(千葉):学年ごとに帰国生の在籍があり、行事や委員会への入り方の案内が丁寧。家庭との連携もしやすい。
- 日出学園小学校(千葉):学習ペースを見ながら宿題量や評価を柔らかく調整。担任の伴走感が心強い。
- 国府台女子学院小学部(千葉):国語の基礎固めを大切にしつつ、取り出し支援で無理なく復帰。学校生活の約束も分かりやすく伝えてくれる。
- 西武学園文理小学校(埼玉):習熟に合わせた少人数・補習が利用しやすく、保護者相談の窓口が明確。初期の不安を共有しやすい。
- 星野学園小学校(埼玉):発表や係活動に段階的に慣れられる設計。学年全体で新入生を見守る雰囲気がある。
- さとえ学園小学校(埼玉):ICTで連絡や宿題の見通しが立てやすく、最初は親子で伴走しやすい。学習のブリッジも取りやすい。
関西(大阪・兵庫・京都ほか)
- 同志社国際学院初等部(京都):編入相談の窓口が分かりやすく、入学直後の“ならし期間”や日本語・生活面のフォローが丁寧。家庭との連携も取りやすい。
- 同志社小学校(京都):帰国生の在籍が安定しており、最初の数週間は宿題や評価を柔らかく調整。学校ルールの案内が親切。
- 立命館小学校(京都):学年団で新入生を見守る体制があり、国語・算数のブリッジ支援を組み込みやすい。個別相談もスムーズ。
- 関西大学初等部(大阪):編入の実施時期が明確で、取り出しや補習の枠を状況に合わせて設定。連絡帳やポータルの初期サポートが手厚い。
- 追手門学院小学校(大阪):行事や委員会への入り口が用意され、学級・学年での見守りが行き届く。日本語の用語リハビリに配慮。
- 近畿大学附属小学校(大阪):個別対応が柔軟で、家庭と相談しながら宿題量や評価を段階的に調整。生活リズムの整えも伴走。
- 関西学院初等部(兵庫):帰国生の受け入れ実績があり、初期オリエンと日本語指導の導入がスムーズ。保護者向けの説明も丁寧。
- 神戸海星女子学院小学校(兵庫):静かな学習環境で、学校生活の約束ごとを一つずつ案内。ブリッジ支援で国語・算数を無理なく再スタート。
- 仁川学院小学校(兵庫):学年をまたいだ情報共有がしっかりしており、取り出し・少人数のフォローを状況に応じて実施。
- 小林聖心女子学院小学校(兵庫):落ち着いた校風の中、生活面の立ち上げに重点を置いた手厚いサポート。保護者相談の窓口が明確。
- 百合学院小学校(兵庫):最初の数週間はペースを見ながら課題量を調整。連絡の流れがシンプルで慣れやすい。
- 奈良学園小学校(奈良):学期途中の転入にも落ち着いて対応。日本語・算数の“ならし”と生活オリエンテーションを並走。
- 開智小学校(和歌山):編入生の在籍があり、最初の目標設定を小さく刻むスタイル。保護者との情報共有が密で安心。
中部(愛知・岐阜・三重・北陸)
- 南山大学附属小学校(愛知):帰国生の在籍が安定しており、入学直後のオリエンと学習の“ならし”が丁寧。保護者との連絡も取りやすい。
- 椙山女学園附属小学校(愛知):女子校らしい落ち着いた雰囲気で、国語・算数の取り出し支援が利用しやすい。連絡帳やポータルの使い方も早めに慣れられる。
- 名進研小学校(愛知):編入の相談がスムーズで、学年団で新入生を見守る体制。少人数フォローを組み合わせて、学校生活に段階的に馴染める。
- 北陸学院小学校(石川):地域行事への入り方を丁寧に案内し、学校生活のペースづくりを一緒に考えてくれる。日本語指導も必要に応じて実施。
北海道・東北
- 北海道教育大学附属札幌小学校(北海道・国立):研究校らしく“最初の数週間の過ごし方”が整理されていて、生活ルールや学習の立ち上げを丁寧に案内。日本語や算数の用語ギャップも、段階的に埋めてくれる。
- 岩手大学教育学部附属小学校(岩手・国立):授業研究の枠組みがあり、帰国生の学び直しを計画的に進めやすい。保護者との情報共有が丁寧で安心。
- 秋田大学附属小学校(秋田・国立):基礎を大切にしながら、漢字・語彙のリハビリを少しずつ積み上げるスタイル。教室の約束ごとも“見える化”されていて馴染みやすい。
- 宮城教育大学附属小学校(宮城・国立):発表や探究の文化の中で、帰国生が入っていきやすい導線を用意。最初は宿題量や評価を様子見で調整してくれる。
中国・四国
- 広島なぎさ小学校(広島):編入の相談がしやすく、最初の数週間は生活や連絡の流れを丁寧に案内。学習の“ならし”も無理なく始められる。
- 就実小学校(岡山):保護者との連絡が密で、宿題や評価を入学直後は様子を見ながら調整。学校生活のルールも分かりやすく伝えてくれる。
- 香川大学教育学部附属小学校(香川・国立):研究校らしく初期オリエンが整っており、日本語・算数のギャップを少しずつ埋める支えがある。
- 山口大学教育学部附属小学校(山口・国立):入学初期の生活・学習オリエンが手厚く、宿題や評価も当面は柔らかめに調整。クラス全体で迎える空気がある。
九州・沖縄
- 福岡雙葉小学校(福岡):入学直後のオリエンが手厚く、生活ルールや連絡の流れが分かりやすい。国語・算数の“ならし”を様子を見ながら調整してくれる。
- 福岡教育大学附属小学校(福岡・国立):研究校らしく初期の過ごし方が整理され、取り出しや補助的なフォローを計画的に実施。日本語支援の相談もしやすい。
- 西南学院小学校(福岡):帰国生の在籍が安定しており、最初の数週間は生活面と学習面のブリッジ支援が並走。保護者向けの説明が親切。
- 大分大学教育学部附属小学校(大分・国立):到達度に合わせた配慮があり、宿題量やテストの扱いを入学直後は柔らかく調整。保護者の相談窓口が明確で安心。
帰国子女受け入れ・途中編入できる私立小学校・国立付属小学校:まとめ


小学生での帰国の場合、近所に仲のいい友達がいればすんなり学校生活に馴染むことができるかもしれません。
ただ、そうなると、一気に英語は忘れます。
また、高学年で帰国すると、場合によっては友達関係でぎくしゃくすることもあるかもしれません。
良くも悪くも、帰国子女は純粋というか世間知らずなところがあるので、いわゆる「イジリ」に耐えられないことも。
うちの子たちも、帰国子女の多い私立の学校に通っていましたが、帰国子女がマイノリティじゃない環境って、子どもにとっても過ごしやすいですが、実は親も本当に楽!
ただ、帰国子女受け入れ小学校は数が少ないので、なかなか狭き門なのは間違いありません。
いろいろ調べてみて、結果、中学受験のほうが良いと思えば、小学校は公立で中学受験準備をすればいいと思います。
気軽に海外での話をすることができるので、ストレスなく、楽しく学校生活を送ることができますよ。


中学受験をするなら、通信教育よりもオンライン家庭教師のほうが効率的!


英語は覚えるよりも維持する方が大変です!




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