海外からでも難関校対策できる!帰国子女のための進学塾 vs オンライン家庭教師【比較&おすすめ】

    帰国子女のための進学塾

    ※一部PRが含まれます

    帰国後に受験を考えている皆さん、準備は順調ですか?

    中学受験・高校受験にしろ、初めてのことばかりで「何から始めたらいいの?」と悩む方も多いですよね。

    わが家も最初、上の子の中学受験を考えていて、小3の3学期ごろから近くにあった日本の進学塾に通わせました。

    その後アメリカにスライドして、本格的に受験準備を始めようと思ったものの、近くに「塾」というものが全くありませんでした。

    こんな悩みはありませんか?
    • やっぱり大手進学塾に通わせた方がいいの?
    • 近くに進学塾が無いんだけど、どうすればいい?
    • 通信教育やオンライン家庭教師と何が違うの?

    この記事では、実際の経験をもとに、海外や帰国子女に人気の日本の進学塾をご紹介しつつ、

    「塾」と「オンライン家庭教師」の違いと選び方をわかりやすく比較していきます。

    結論から言うと――

    • 近くに強い塾があるなら塾+家庭学習、そうでなければオンライン家庭教師を主軸に。
    • 集団授業で切磋琢磨したいなら塾
    • 自分のペースやレベルに合わせたオーダーメイドカリキュラムで学びたいならオンライン家庭教師。

    海外からでも難関校(御三家・渋幕・早慶など)を目指せる方法を、具体的に解説していきます。

    目次

    中学・高校受験をすると決めたらまずやること

    まず一番初めにやっておきたいことは、

    • 自分の実力を知る
    • 学校の情報を集める

    この二つです。

    自分の実力を知る方法

    実力を知る方法として、まずは全国模試JOBA模試を受けるのが定番です。

    小学生・中学生が受けられる全国統一模試

    ただ、海外にいると模試を受けるタイミングが限られたり、帰国日程を調整するのが難しい場合もありますよね。

    そんなときに「裏技的なおすすめ」が、オンライン教材「すらら」を使う方法です。

    💡「すらら」の診断テストで抜けを見つける

    「すらら」は、AIが自動で出題レベルを調整してくれる無学年式教材です。

    専用タブレットではなく、パソコンやiPadをはじめとするタブレットで学べるので、海外でも全く問題なく利用することができます。

    最初に行う学力診断テストで、

    • 海外でまだ習っていない単元
    • 苦手分野や理解が浅いところ

    を自動的に分析してくれます。

    すらら学力診断テスト
    公式サイトより

    このテスト結果を見るだけでも、どの教科・単元をどこから復習すればいいかが一目で分かります。

    模試が受けられない時期でも、「すらら」の診断テストで今の位置を把握し、効率よく学び直しをスタートできます。

    海外子女・帰国子女専用のサポートもあり、海外滞在中でもすぐ始められるので、

    「まず現状を見える化したい」「何から復習すればいいか知りたい」という家庭にぴったりです。

    学校の情報を知る方法

    ある程度、自分の実力がわかってくると、志望校の候補が少しずつ見えてきます。

    時間に余裕があるほど、今より高いレベルを目指すこともできるので、最初の段階では選択肢を広く持つことが大切です。

    学校訪問でしかわからない“雰囲気”を感じ取る

    いちばん実感できるのが、やはり学校訪問

    なんとなく「いいな」と思っていた学校が、実際に行くと「ちょっと違う」と感じたり、逆にノーマークだった学校が「ここだ!」と直感的に合うこともあります。

    わが家も第一志望はA校だったのですが、実際にA校・B校・C校と回った結果、志望校がガラッと変わりました。

    一時帰国中に複数校を訪問するのは大変ですが、受験までに一度は実際に足を運ぶことをおすすめします。

    イベントや学校説明会のタイミングが合わなくても、事前に連絡すれば個別で見学を受け付けてくれる学校も多いです。

    海外在住なら「オンライン学校説明会」や「帰国子女フェア」を活用

    最近は、海外在住家庭向けのオンライン学校説明会も増えています。

    たとえば、JOBAの「帰国子女学校フェア」や、進学塾(早稲アカ・駿台など)主催のオンライン合同説明会を活用すれば、現地にいながら最新情報をキャッチできます。

    英語資格(英検・TOEFLなど)や帰国枠の出願条件など、
    早めに把握しておくことで、教材や学習方法の選び方も変わります。

    オンライン家庭教師にも“学校情報”が集まる

    実は、オンライン家庭教師は学校情報の宝庫

    一般的な進学塾よりも、海外子女・帰国子女受験に特化した講師が多く、最新の出願傾向や面接内容、科目別の対策方法まで知っていることもあります。

    たとえば、

    • :海外・帰国子女専門オンラインスクール。英語・国語・小論文・面接対策に強い。
    • :海外・帰国子女専門オンラインスクール。英語圏帰国生の受験実績が豊富。
    • :全国すべての中学・高校・大学受験に対応。

    まずはオールマイティなメガスタの資料請求して、受験全体の流れを把握しながら、
    EDUBALやTCKなど専門性の高い家庭教師とも比較するのがおすすめ。

    無料体験や学習相談では、「この学校を受けたいけど、どんな準備をすればいい?」という質問にも答えてもらえます。

    その情報を“学校選びの判断材料”として使うのが、実はとても効率的です。

    情報収集の次にやるべきこと

    学校情報を集めたら、次は

    「その学校に合格するために、どの教材・どんなサポートが必要か?」を考える段階に入ります。

    海外や地方では、近くに強い進学塾がないケースも多いので、

    通える塾があるか、それともオンライン家庭教師で対策すべきか

    この判断が次のステップになります。

    海外で展開している日本の進学塾

    自分の実力を知ること、そして学校の情報を知ることを両方クリアできるのが、受験に特化した進学塾。

    ただ、日本の進学塾が近所に無いという場合がほとんどですよね。

    ウチの場合、中国の時は徒歩5分くらいのところに進学塾がありましたが、アメリカの時はちいさな個人経営の学習塾が車で30分ほどかかるところに一個だけ…

    もし、ご近所に塾があるなら本当にラッキー!

    授業や模試を通じて、日本の受験カリキュラムに直結した学習ができる大きなチャンスです。

    リアルタイム授業を受けられる地域なら一度検討を

    最近は、駿台やenaなどの大手進学塾が海外にも教室を展開し、一部ではオンライン同時配信授業も行っています。

    一時帰国時に校舎で模試を受けることもできるので、受験本番を想定した緊張感を体験できるのもメリット。

    無料体験やオンライン説明会を実施している塾も多いので、気になる塾があれば早めに問い合わせてみると良いでしょう。

    塾名主な展開地域授業スタイル特徴・補足
    早稲田アカデミー海外校シンガポール、香港、ロンドンなど対面授業+一部オンライン併用日本本校と同じカリキュラムで、御三家・渋幕・早慶を目指す。
    小学生~中学生中心。
    宿題量多め・演習重視。模試・特訓・講習会も日本と同様。
    駿台海外校シンガポール・バンコク・ロンドンなど対面授業中心
    (中高生メイン)
    難関高校・大学受験に強い。
    英検・TOEFL対策やSATなど海外大受験対応もあり。
    映像授業で日本本校講師の授業を受けられる校舎も。
    京進海外校(京進スクール・ワン)バンコク・シンガポールなど対面+個別オンライン個別指導形式。
    生徒の理解度や現地校スケジュールに合わせて柔軟。
    日本本部講師によるオンライン授業も可能。
    ena国際部アメリカ・アジア・欧州など(国内含む)対面+オンライン(ハイブリッド)「海外生・帰国生コース」があり、完全オンラインでも受講可能。
    中学受験・高校受験・大学受験すべて対応。
    面接・エッセイ指導に強い。
    日能研(海外模試対応)海外校舎なし模試・テキストのみ提供海外から受験できる模試を実施。
    通塾ではなく教材・模試中心で自学型。
    サピックス(短期講習のみ)校舎なし・一時帰国講習一時帰国時の集中講座海外校舎はないが、一時帰国時の夏期・冬期講習でサピックス方式を体験できる。

    最難関校なら早稲田アカデミー

    早稲田アカデミー

    早稲田アカデミーは、難関中学高校合格を目指す小学生・中学生、そして高校生用の進学塾です。

    2022年の帰国枠入試および一般入試における早稲田アカデミー帰国生の合格実績は、中学受験で慶応湘南藤沢(帰国二次)19名をはじめ、開成5名、麻布5名、女子学院4名、渋谷教育学園幕張14名、渋谷教育学園渋谷20名など、書ききれないほどの合格実績はさすがです。

    高校受験でも、早慶の付属合わせて277名、渋幕、渋渋、ICUといった帰国生に人気の高いハイレベル校への合格者も多数。

    所在地ニューヨーク校・ロンドン校・シンガポール校・ 台北校・ホーチミン校・クアラルンプール校など、11か国24都市
    対象学年小学生・中学生・高校生
    入塾テストあり
    実績中学:開成・桜蔭・麻布・女子学院・早稲田・慶応、等
    高校:慶応、早稲田、渋幕、渋渋、ICU、同志社国際、等
    その他海外赴任予定者のための帰国生入試情報セミナー
    夏期講習
    オープン模試
    学校説明会・個別相談会
    など
    公式サイト早稲田アカデミー 海外生・帰国生向けサービス

    早稲田アカデミーは、小学校1年生から入塾することができます。

    将来、中学受験は必須だけど、海外だから受験勉強が不安という場合は、早めに入塾し、学力を保持しつつ受験に備えるのがベストです。

    駿台海外校

    駿台海外校

    駿台も海外展開しています。

    公開されている合格実績は早稲田アカデミーに若干及びませんが、それでも駿台メソッドを海外でも十分活用できるのは嬉しい。

    駿台模試を海外で受けられるのもポイントの一つです。

    所在地ヨーロッパ4校・アメリカ5校・東アジア4校・東南アジア6校
    対象学年小学生・中学生・高校生
    入塾テストレベル分けテスト
    実績中学:慶応湘南藤沢、渋渋、西大和学園、等
    高校:開成、慶応、早稲田、渋幕、渋渋、ICU、等
    その他帰国生入試セミナー
    駿台模試
    公開テスト
    漢検・英検
    小論文・エッセイ個別対策
    夏期講習・冬期講習
    など
    公式サイト駿台海外校

    シンガポール・マレーシア・バンコク・ジャカルタ・上海・浦東では、スクールバスを運行しています。

    お茶の水にある駿台国際教育センターで、帰国後のフォローや、入試直前講習をやってくれるのも安心できる要因の一つ。

    オンライン授業や無料体験もやっているので、一度問い合わせてみてください。

    京進の海外校

    京進の海外校

    京進の海外校は、世界4にか所と少ないですが、その分オンラインが充実しています。

    海外から、日本志望校を目指す「リアルタイムオンライン授業」をしているので、実際の臨場感を持って授業を受けることができるのがポイント。

    在外子女・帰国子女の受験のために30年以上にわたって海外で進学塾を展開してきた京進だからできるノウハウが魅力です。

    所在地ドイツ・中国・アメリカ・オンライン
    対象学年小学生・中学生・高校生
    入塾テスト
    実績中学校:開成、慶応、渋渋、青山学院、等
    高校:慶応、早稲田、渋幕、青学、ICU、等
    その他オンラインは住む場所によって「クラス授業」「個別授業」に分かれる
    学習相談・入試へのアドバイス
    公開模試
    願書や志望理由書の書き方
    面接練習の指導
    英検・TOEIC対策
    日本語保持
    など
    公式サイト京進の海外校

    ウチの子は、京進の広州校に半年ほど通っていました。

    さすが進学塾だけあって、周りに追いつくまで宿題の量がハンパなかった。

    毎日泣きながら、わからない宿題を二人三脚で頑張った甲斐があって、夏に受けた小規模の全国模試では一桁台という人生最高の順位をもらうこともできました。

    オンラインでリアルタイム授業を受けることもできるので、ぜひ一度無料相談や無料パンフレットのお取り寄せをしてみてください。

    ena国際部

    ena国際部

    ena国際部は、北アメリカに11校 カナダ1校 アジアは日本を含めて7校(中国、シンガポール)ヨーロッパ6校と、世界各地に教室を持つ学習塾です。

    さらに、近くに教室がない生徒のために、リアルタイムの遠隔参加できるオンラインで授業を受けられるena-iBTがあります。

    所在地アメリカ・カナダ・中国・シンガポール・ヨーロッパ
    対象学年小学生・中学生・高校生
    入塾テスト
    実績中学校:慶応湘南藤沢、渋渋、渋幕、女子学院、等
    高校:筑駒、慶応、早稲田、渋幕、洛南、等
    その他オンライン学校説明会
    夏期講習・冬期講習
    作文・面接対策
    公開帰国生模試
    単元確認テスト
    統一学力テスト
    など
    公式サイトena国際部

    帰国子女の受験には作文や小論文、面接などが必要になってきます。

    それらの対策講座もできるのはとてもありがたい。

    帰国生入試のオンライン説明会や、無料体験なども行っていますので、ぜひ一度検討してみてください。

    海外塾の授業は「集団型」—だからこそ個別対応が必要!

    海外に展開している日本の大手進学塾(早稲田アカデミー・駿台・京進・enaなど)の多くは、基本的に集団授業スタイルです。

    10〜20名ほどのクラス編成で、同じ志望校・レベルの生徒を一斉に指導します。

    教材やカリキュラムも日本本校と同じで、四谷大塚や駿台テキストなどを使用するケースが多く、宿題や確認テストも豊富。

    授業の進度は速く、オンライン配信があっても基本的には日本時間ベースの時間割で行われていることが多いです。

    また、集団授業では「質問しづらい」「理解が追いつかない」と感じる子も多く、家庭でのフォローが欠かせません。

    特に、これまで「受験のための勉強」を全くしてこなかった子は、周りに追いつくまでは相当努力する必要があるかも…。

    オンライン家庭教師は完全オーダーメイド型

    一方で、オンライン家庭教師は1対1の完全個別授業

    生徒の理解度・志望校・時差に合わせて、柔軟にスケジュールを組むことができます。

    • 得意・苦手に合わせて内容をカスタマイズできる
    • 現地時間に合わせて受講可能(深夜や早朝対応の講師もあり)
    • 質問・復習・英語エッセイ・面接練習なども個別に対応
    スクロールできます
    スクール名特徴中学受験対策高校受験対策大学受験対策
    メガスタアイコン
    合格実績№1!
    合格実績・指導力重視。
    個別対応で志望校対策OK。
    小学生の海外受講は要相談中高一貫・全国の私立・国立対応大学・学部ごとの対応
    AO入試・小論文

    医学部にも対応
    EDUBALアイコン
    バイリンガル対応。
    帰国子女専門で
    英語の維持にも◎
    学校別対策
    小論文・面接・
    筆記など
    学校別対策
    小論文・面接・
    筆記など
    大学別対策・
    受験計画・相談
    願書添削など
    TCKアイコン
    作文・面接・小論文対策に強い。
    経験豊富な講師が対応。
    学校別対策
    小論文・面接・
    筆記など
    学校別対策
    小論文・面接・
    筆記など
    難関校対策
    帰国枠対策
    海外留学もあり
    ネッティアイコン
    優しい指導で初学者にも◎
    日本語力の底上げにも効果的。
    各教科、面接、作文、小論文各教科、面接、作文、小論文各教科、面接、作文、小論文
    マナリンクアイコン
    指導スタイルで講師を検索可能。
    マンツーマンで信頼感◎
    受験に強い講師が選べる短期・長期・過去問などコースが豊富基礎から難関大まで
    大学受験が得意な講師を選べる
    名門会アイコン
    講師はすべて医学生。
    医学部受験にも対応
    過去問完全攻略
    難関校対策も
    過去問完全攻略
    難関校対策も
    青チャート
    NEXTSTAGE完全攻略など
    エフィサージュアイコン
    寄り添い重視のサポート。
    丁寧な対話でやる気を育てる。
    過去問
    模擬試験
    過去問
    模擬試験
    過去問
    模擬試験
    各製品の比較

    もし、難関校(御三家・渋幕・早慶など)が目標であれば、がおすすめ。

    入学後のことも考えるなら、基礎学力固めから始めたいなら、もチェックしてみてください。

    するのがおすすめです。

    帰国子女のための進学塾 vs オンライン家庭教師:まとめ

    やはり、難関校受験に対応している進学塾は、経験も実績も安心感があります。

    実際、私自身も進学塾・通信教育・オンライン家庭教師のすべてを経験しましたが、一番ハードだったのはやっぱり進学塾です。

    周りについていけるようになるまで、毎日泣きながら大量の問題を解いていました。

    子どもが大変なのはもちろんですが、親のサポートやメンタルの調整も想像以上にエネルギーが要ります。

    もし、御三家・慶應・早稲田・渋幕・渋渋など、超ハイレベルな学校を目指すなら、まずは迷わず進学塾の入塾テストを受けてみてください。

    実際にテストを受けてみると、今の実力や課題が明確になり、次にやるべきことが見えてきます。

    一方で、「子どものペースを大切にしながら、高みを目指したい」というご家庭には、集団塾ではなくオンライン家庭教師が最適です。

    オーダーメイドカリキュラムで、得意を伸ばし、苦手を確実に克服していけます。

    効率よく基礎を固めたいなら、通信教育とオンライン家庭教師の併用もおすすめ。

    すららで基礎学力を磨きながら、メガスタやEDUBALで志望校対策を進めると、無理なく力がつきます。

    どの方法を選ぶにしても、いちばん大切なのは、「今の子どもに合った学び方を、できるだけ早く見つけること」。

    それさえできれば、学力は必ず伸びます。

    そして何より、受験までの道のりがぐっとラクになります。

    迷ったら、まずは一歩。
    無料体験や資料請求から始めて、子どもに合う学び方を一緒に探してあげてください。
    その一歩が、帰国子女受験の大きなチャンスにつながります。

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!

    コメント

    コメントする

    目次