初めての海外赴任ってものすごく不安ですよね。
私がはじめて赴任した中国では前任者に家族帯同がいなかったため、すべて一人で手探りでした。
その後アメリカにスライドし、アメリカから中学受験と高校受験を経験した私が、受験を見据えたスケジュールを考えてみます。
海外駐在の平均は4年といわれていますが、3~4年でできること、やらなきゃいけないことをリストアップしてみます。
これから駐在する方も、今現在駐在中の方も、ぜひ参考にしてください。
駐在期期間3年から5年のスケジュール
子どもの3年って長いようで短く、そしてかなり重要です。
赴任が決まったばかりで帰任のことまで考えられない!
わかります。私もそうでした。
でも、もっとああしておけば、こうしておけばよかったと今でも後悔していることがたくさんあります。
私のように後悔しないためにも、ざっくりでもいいので帰任までの計画を立ててください。
はじめの一歩:親子で中学受験をするかしないかを話し合う
親子で意識の共有をすること。
これって案外できていない人が多いんです。
親は「帰国子女枠で中高一貫校を受験させよう」と考えていても、子どもは地元の友達と同じ中学校に行くもんだと考えていたりします。
なので、勉強しなさーいっていくら言っても、子どもは全然いうこと聞かなかったりするんですよね。
これは、日本で中学受験をするのと全く同じなのですが、親子の考えが一致していることがとても大事です。
子どもにとっても海外で暮らしたこと、受験をしたことがメリットになるように親子で話し合ってください。
- 中学受験をするメリット・デメリット
- 中学受験をしないメリットデメリット
- 中学受験をする場合やらなきゃいけないこと
- 中学受験をしなくてもやらなきゃいけないこと
- 将来どんな仕事に就きたいのか、それをするために何が必要なのか
- 将来の夢に必要な学力、最適な学校
- 受験対策と現地校の両立をする方法
これらのことを話し合ってみてください。
子どもたちも知らない土地に連れてこられて結構ナーバスになっていたり、毎日ストレスとの戦いだったりするので、最初はできるだけ軽めの計画にしたほうがいいと思います。
大きくなったら何になりたいのか、そのためには実はこういう勉強が必要だよ、と。
やりたいお仕事をするために英語ってすごく重要なんだけど、海外に住んでいたら英語も覚えられるからラッキーだよね!
って感じで、海外で暮らすデメリットをメリットに変えてあげることで、子どもの気持ちも少しは和らぐのではないかと思います。
ウチは、将来のビジョンが親子で共有できていなかったので途中何度も「なぜこんなに勉強しなきゃいけないんだ!」と喧嘩になりました。
子供にしてみたら、勝手に知らない国に連れてこられて、毎日言葉の通じない環境に行かされて、おまけに英語も日本の勉強もやれと言われても納得できないですよね。
もっと明るい未来を見せつつ、道筋を話し合えばよかったと思っています。
最初の1年でしておきたいこと⇒新しい学校に慣れる・志望校を決める
赴任したては、親も子もバッタバタであっという間に過ぎていきます。
実は、2年目も3年目も4年目も…同じようにバッタバタで過ぎていくので、まずは最初の1年で無理やりでもいいのでリズムを作りましょう。
最初の1年で最優先させることは、現地の学校に慣れること。
日本人学校に行っているのなら特に問題はありませんが、現地校に行っている子は現地の言葉を覚えることが必須です。
とはいえ、100%現地の言葉に振り切るのはおすすめしません。
英語8:日本語2くらいの割合でもいいので、必ず日本の勉強は細く長く継続してください。
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それらと同時進行で、行きたい学校をざっくりと決めましょう。
必ずそこに行かなくても大丈夫。
ただ、目標と目的があれば頑張る理由ができるので、必ず親子で「なんかこの学校よさそうだね!」っていうところをいくつか決めてください。
海外で受験を考えている場合、いちばん大変なのは情報集めです。
自分の子どもの学力は?どの学校が合ってる?勉強方法は?出題傾向は?受験科目は????
わからないことだらけ。
なので、ここはプロに任せてみませんか?
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もちろん、2年目、3年目で志望校が変わることなんかザラです。
うちなんか、受験直前に行った学校見学で第一志望が変わりました。
2年目でやっておきたいこと⇒英検を受ける・日本の勉強の割合を増やす
最初の1年で現地校にもかなり慣れてくると思います。
お友達ともペラペラお話しできるようになってすごい!って思ってしまいますが、英語を自分のものにするにはここからが勝負です。
もし、駐在期間が5年ならまだ少し余裕がありますが、3年なら、残りはあと2年しかありません。
英検の目標を決めて、最初の試験を受けましょう。
英検は年に3回しか受験できないので、もし駐在期間が3年ならチャンスは6回前後です。
英検会場には準会場と本会場があります。
準会場 | 本会場 |
---|---|
5級〜2級の一次試験 日本人学校や塾などで開催される 団体申し込み(学校や塾などで募集がある) 一部個人で申し込むことも可 | 3級から1級の一次と3級から1級の二次試験 ロンドン・ニューヨーク・ロサンゼルス・ホノルルの4か所のみ 個人で申し込む |
2級までなら、日本人学校や塾などの準会場で開催されますが、ただ、一次試験が受かった後の2次試験は本会場(ロンドン・ニューヨーク・ロサンゼルス・ホノルルの4か所のみ)でしか受けることができません。
二次試験は日本に一時帰国した先でも受けることができます。
一次も二次も、日本への一時帰国中に取る人も多かったです。
そして、英語資格を利用して受験をするなら、願書を出すまでに目標級を取っておく必要があります。
帰国子女枠の一般的な願書提出は10月から始まるので第2回だと間に合わない可能性が高いです。
申し込み | 一次試験 | 二次試験 | |
---|---|---|---|
第1回 | 3⽉中旬〜5⽉上旬 | 5⽉下旬〜6⽉上旬 | 7⽉上旬〜7⽉中旬 |
第2回 | 7⽉上旬〜9⽉上旬 | 9⽉下旬〜10⽉上旬 | 11⽉上旬〜11⽉中旬 |
第3回 | 11⽉上旬〜12⽉中旬 | 1⽉中旬〜1⽉下旬 | 3⽉上旬 |
合格発表は試験後だいたい10日前後、合格の証明書が届くのも合格発表後だいたい10日前後なので、余裕をもって試験を受けるようにしてください。
本帰国した後だと忙しくて、さらにどんどん英語を忘れてしまって、取り損ねることもあるので注意しましょう。
うちの子たちは、英検の勉強をするようになってから語彙力や文法が理解できるようになった、と言っていました。
会話で覚えた英語は、帰国して会話する機会が減るとどんどん忘れてしまいます。
でも、文法などを意識して学んだ英語は、比較的しっかり覚えていることが多いんですよね。
ただ闇雲に過去問をやるよりも、短期でいいので一度スクールの英検コースを受講してみることもおすすめです。
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そして、英語の勉強と日本の勉強の割合を少しづつシフトしていきます。
海外現地校から直接受験だと、現地校の成績が中学受験に影響がある場合もあるので手を抜かず、宿題などはしっかりやっておきましょう。
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ここ数年でオンライン家庭教師もかなり増えてきましたが、海外子女・帰国子女に教えられるスクールは多くありません。
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例えば、小野先生は中学受験の国語や算数を週1回で20,000円前後というかなりリーズナブルなお値段で対応してくれます。
また、バックスター先生は帰国生枠での受験を得意としています。
小野先生より少しお値段は高いですが、小野先生が1コマ45分なのに対しバックスター先生は60分なのでその違いです。
そのほか、マナリンクには海外子女・帰国子女に強い先生が大勢いますが、普通の中学受験に対応した先生にお願いすることも可能です。
マナリンクは、自分で先生を選べますが、条件を言えば最適な先生を探してもくれるので、一度無料体験してみてください。
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また、一時帰国中に全国模試を受けるのもおすすめ。
集団テストのピリピリした独特の緊張感に慣れておいたほうが絶対いい!
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帰国1年前にやっておくこと⇒受験校を絞る・受験科目を決める
帰国1年前くらいを意識し始めたら、もう少し具体的に受験校を絞りましょう。
帰国時期がいつになるかわからない。
そんな方は、いつ帰国してもいいように早めに準備しておくことをお勧めします。
また、帰国子女枠で受験できる条件もしっかり把握しておきましょう。
学校によっては、帰国子女の定義や条件が違う場合があるので、学校を決めたはいいけど一般受験のみだったと後から気付いても準備が間に合わないこともあります。
そして、帰国時期が長引きそうな方は、中学受験をしなかった場合のメリットデメリットとそのスケジュールを考えておいてください。
中学受験をしない場合、中学校編入か高校受験になるかと思います。
- 中学校編入できる学校を調べる
- 受験する高校を調べる
- 中学受験をした場合と中学編入のメリットデメリットを比較をする
- 中学受験と、中学編入と、高校受験のメリットデメリットを比較する
中学受験と高校受験、一概にどちらが良いとか悪いとか言えませんが、ひとつだけ注意しておきたいのは「中高一貫校の高校からの受験校が減ってきている」ことです。
それらを加味して、受験校を絞っていきましょう。
中学受験、編入、高校受験、いずれも受験校を絞って、受験で必要な資格や受験教科を調べます。
英検などの英語資格で試験免除や優遇措置がある学校もありますが、帰国生入試だけどほぼ日本国内一般生と同等の試験内容という学校もあります。
帰国生に人気の学校は、もちろん倍率も高いですが優遇も少ない傾向にあるので、海外赴任前から準備をしている人も大勢います。
1年前とは言わず、早めの準備が必須です。
近くに中学受験に強い塾があるなら、一度相談に行ってみてください。
帰国した後も中学受験までに猶予があるなら、引き続き受験教科対策と英語資格対策を続けましょう。
オンラインスクールの場合、どこに引っ越しても引き続き利用できるのがうれしい。
受験勉強が途切れることなく続けられるのは大事なポイントです。
うちの上の子は、中国に住んでいた時に中学受験をする予定で近所にあった日系進学塾に通っていました。
結構いいところまで頑張っていたんですが、本帰国&アメリカスライドが決まって塾をやめたとたん全く勉強しなくなりました。
環境が変わると、親も新しい塾を探すのが後回しになってしまったり、子どものやる気が途絶えたり、あまり良いことはありません。
海外でも利用できるオンライン家庭用紙の中でも、先ほど紹介した【マナリンク】
実は我が家でも、かなりたくさんのオンライン家庭教師を無料体験したのち、最終的にメガスタに決めました。
なぜメガスタにしたかというと、メガスタには【メガスタ私立】
私立・国立校は学校ごとにカリキュラムが大きく違います。
授業内容や教材、授業の進度など、すべてバラバラです。
メガスタ私立では全国の私立校の対策を行うことができます。
ただ、メガスタの場合、小学生の海外受講は要相談になるんですよね。
海外から中学受験するには、最初に相談する必要がありますが、本帰国後は一番おすすめしたいスクールなので、気になる方はぜひ資料請求してみてください。
資料が手元にあるとほかのスクールと比較する基準にもなるので、いくつか請求しておくといいですよ。
帰国が決まったらやること⇒日本の勉強中心にシフトする
帰国が決まった時期にもよりますが、一番大切なのは今まで通り受験に備えること。
海外受験を成功させてからの帰国の場合は、海外でしかできない経験を後悔しないようにやり切ってください。
帰国してから受験する場合は、帰国後の英語保持と日本の学校で成績を安定させることと、受験準備をどうやって両立させるかを考えましょう。
この時期は、日本の学校の勉強に主軸を置くことをお勧めします。
正直、帰国したら英語の力はどんどん落ちていくのは免れません。
英語力を維持するのは、英語を覚えることよりも難しいといわれているので、かなり時間と労力を使って英語に取り組まないと維持できません。
もし、海外の大学に進学したいとか、将来海外に永住したいという強い希望があるなら、英語中心の生活が必須です。
その場合は帰国後通えるインターナショナルスクールを探すのも手です。
日本の大学に通って、日本で就職するなら、英会話より英語資格、英語より日本語にシフトしていくのがおすすめです。
帰国が決まったということは、ある程度住むところも決まると思うので、どこの小学校に通うのか、塾は近くにあるのか、オンラインスクールを継続するのか、考えましょう。
海外で受験を考えている場合、いちばん大変なのは情報集めです。
自分の子どもの学力は?どの学校が合ってる?勉強方法は?出題傾向は?受験科目は????
わからないことだらけ。
なので、ここはプロに任せてみませんか?
通信教育なら、全国の元教師や塾講師から構成される「すららコーチ」がいる無学年制教材【すらら】
小中9年間、もしくは中高6年間の振り返り・先取り学習ができる無学年学習と、すららコーチに帰国後の受験相談ができるのはすららだけです。
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また、もっと個別に管理をしてもらいたいならオンライン家庭教師がおすすめ。
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赴任から帰任まで中学受験を見据えたスケジュール:まとめ
このように、駐在期間3年ってかなり忙しいですよね。
ウチのように、長ければ長いだけ中だるみしてしまうというデメリットもあるので…
たとえ3年でも計画的に進めることが大事です。
ある程度ざっくりした計画が決まっていれば、間際になって慌てることもありません。
そして、海外からの受験は我流でやるのではなく、どこかでプロの手を借りることをお勧めします。
ネットでよく言われている「帰国子女に人気の学校」が必ずしもみなさんのお子さんに合う学校とは限りません。
そして、その人気の学校は偏差値も倍率もものすごく高いことが多いです。
それほどネットで紹介されていないけれど帰国子女に手厚い学校や、偏差値が40台50台の中学校でも大学進学率が高い学校など、知らない情報を教えてくれることも多々あります。
ただでさえ海外子女・帰国子女の受験の情報は少ないので、無料体験できるところはどんどん活用して、自分の子供に一番合う進路を見つけてあげてください。
\ママも駐在生活楽しみましょう!/
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